県産木材アドバイザー水俣研修レポート - 2011.09.13 Tue
8月11日(木)に県産木材アドバイザーの第2回研修が、芦北郡津奈木町の水俣木材市場と水俣市の木材加工場で行われました。今日は、研修の様子をを少しご紹介したいと思います。八代から芦北方面の高速道路も佐敷まで完成しており、以前と比べて30分ほど早く着いたように感じました。だいぶ熊本に近くなりました。

まず、芦北郡津奈木町の水俣木材市場に集合し、どこから木材が着き加工されているか説明を受けました。木材は、熊本だけでなく、宮崎、鹿児島からも搬入されてくるそうです。また、この九州3県は、全国でも有数の杉と檜の産地です。

製材、乾燥して出荷する材木が積み上げられています。心材の大きさでどれ位の木の大きさだったか推測できます。また隣は、プレカット工場が併設されていて、つい10年程前まで大工さんが刻んでいた継手や仕口は、PC制御の機械で作業が行われており、改めて感心しました。

乾燥した木材を、家の各部位に合わせて機械が図面通りにカットしていきます。屋根の複雑な個所も勾配なりにきちんとプログラムされた通りに切り出されます。以前は、大工さんと打合せしていましたが、最初は、プレカット工場の方と打合せすることになります。

続いては、水俣の木材加工場(新栄合板工業株式会社)に場所を移して研修しました。この工場は、九州に一つしかない構造用合板を作る巨大工場でこれまで使って来た材料がすべてここで出来ていたのだとびっくりしました。上は、木材を厚さ3ミリのかつらむきにする機械で合板の一層一層をものすごいスピードで削り出しています。

合板の一層を一定の大きさでカットした後、巨大な乾燥機で時間をかけて乾燥させます。その後、上の写真のような機械を使って、板目が直角方向に交互に重なるよう貼り合わせていき構造用合板になっていきます。

最後に厚み、大きさ、表面の仕上げによってそれぞれ仕上げられ完成です。製品は、九州はもちろん、四国本州にも出荷されているそうです。また、これから出来ていく物件が、この工場で生産された材料を使って作られていくのだと思うと、この工場の存在感が増していくばかりです。皆さんの周りの建造物は、この工場無くしては、存在しないのです!
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まず、芦北郡津奈木町の水俣木材市場に集合し、どこから木材が着き加工されているか説明を受けました。木材は、熊本だけでなく、宮崎、鹿児島からも搬入されてくるそうです。また、この九州3県は、全国でも有数の杉と檜の産地です。

製材、乾燥して出荷する材木が積み上げられています。心材の大きさでどれ位の木の大きさだったか推測できます。また隣は、プレカット工場が併設されていて、つい10年程前まで大工さんが刻んでいた継手や仕口は、PC制御の機械で作業が行われており、改めて感心しました。

乾燥した木材を、家の各部位に合わせて機械が図面通りにカットしていきます。屋根の複雑な個所も勾配なりにきちんとプログラムされた通りに切り出されます。以前は、大工さんと打合せしていましたが、最初は、プレカット工場の方と打合せすることになります。

続いては、水俣の木材加工場(新栄合板工業株式会社)に場所を移して研修しました。この工場は、九州に一つしかない構造用合板を作る巨大工場でこれまで使って来た材料がすべてここで出来ていたのだとびっくりしました。上は、木材を厚さ3ミリのかつらむきにする機械で合板の一層一層をものすごいスピードで削り出しています。

合板の一層を一定の大きさでカットした後、巨大な乾燥機で時間をかけて乾燥させます。その後、上の写真のような機械を使って、板目が直角方向に交互に重なるよう貼り合わせていき構造用合板になっていきます。

最後に厚み、大きさ、表面の仕上げによってそれぞれ仕上げられ完成です。製品は、九州はもちろん、四国本州にも出荷されているそうです。また、これから出来ていく物件が、この工場で生産された材料を使って作られていくのだと思うと、この工場の存在感が増していくばかりです。皆さんの周りの建造物は、この工場無くしては、存在しないのです!

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