9月28日は、「第2回 第2次熊本市都市マスタープラン策定委員会」が開かれました。 - 2012.09.30 Sun
7月に引続き、一昨日「第2回 第2次熊本市都市マスタープラン(地域別構想)策定委員会」に出席して来ました。政令指定都市になった熊本市の15地域について様々な角度から重点的に分析し、コンパクトな街づくりを実現して行こうと意見交換しています。市役所のホームページでも公開(☜クリック)されてますのでご覧下さい。
▼健軍商店街も15地域拠点の一つに取り上げられています。

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▼健軍商店街も15地域拠点の一つに取り上げられています。


新幹線開通と一緒に整備が進む熊本駅も西区でした。 - 2012.02.10 Fri
前回は、熊本市西区の核として高橋稲荷や熊本新港、アクアドーム、田崎市場などを挙げましたが、新幹線開通と一緒に整備が進む熊本駅も西区でした。熊本駅周辺は、くまもとアートポリスのプロジェクトを含め急ピッチで整備が進められています。当研究所でも白川口(東口)に徳永酒店を手掛けていますが、今日は、新幹線口(西口)のロータリーに初めて入ってみました。

この広場は、くまもとアートポリス熊本駅西口駅前広場設計競技で佐藤光彦氏が最優秀賞で選ばれ完成しました。「再開発が進む西口エリアにおいて、人々が集い、交流する拠点として位置づけられています。大きな穴のあいたスクリーンとルーフで覆われた半屋外の公園のような駅前広場によって、駅と街の間をゆるやかにつなぎます。また、サインやシェルターなど駅前広場に求められるすべての機能は、スクリーンとルーフに集約され、熊本城の長壁をイメージした車道側のスクリーンは周囲の風景をまとめるデザインとなっています。」佐藤氏談。
公開コンペの審査員長を務めた伊東豊雄氏は、「広場のなかに回廊のように壁を立てるデザインが、屋根を多用する東口駅前広場(設計:西沢立衛建築設計事務所)と面白い対比になっている。」と評価されました。
▼ 設計競技時の新幹線口イメージと4月に向けて建設の進む西区役所。


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この広場は、くまもとアートポリス熊本駅西口駅前広場設計競技で佐藤光彦氏が最優秀賞で選ばれ完成しました。「再開発が進む西口エリアにおいて、人々が集い、交流する拠点として位置づけられています。大きな穴のあいたスクリーンとルーフで覆われた半屋外の公園のような駅前広場によって、駅と街の間をゆるやかにつなぎます。また、サインやシェルターなど駅前広場に求められるすべての機能は、スクリーンとルーフに集約され、熊本城の長壁をイメージした車道側のスクリーンは周囲の風景をまとめるデザインとなっています。」佐藤氏談。
公開コンペの審査員長を務めた伊東豊雄氏は、「広場のなかに回廊のように壁を立てるデザインが、屋根を多用する東口駅前広場(設計:西沢立衛建築設計事務所)と面白い対比になっている。」と評価されました。
▼ 設計競技時の新幹線口イメージと4月に向けて建設の進む西区役所。



初午大祭で日本五大稲荷の一つ高橋稲荷に行きました。 - 2012.02.05 Sun
2月3日は、初午で日本五大稲荷の一つである高橋稲荷に行きました。この高橋稲荷は、阿蘇神社、出水神社とともに熊本県三大神社の一つとされていますが、九州三稲荷の一や日本五大稲荷の一ともされています。初午大祭には、毎年多くの人が参詣に訪れ、一時間ごとの餅まきで盛り上がります。残念ながら餅まき風景は、餅を追いかけていて写真を撮るタイミングを逸してしまいました。


熊本市政令指定都市の5区割りでは、一番人口密度の少ない西区になりますが、高橋稲荷は、熊本新港、アクアドーム、田崎市場などと同じく西区の核の一つになります。
▼ 初午の奉納郷土芸能が餅まきの間に昔ながらに演じられていました。

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熊本市政令指定都市の5区割りでは、一番人口密度の少ない西区になりますが、高橋稲荷は、熊本新港、アクアドーム、田崎市場などと同じく西区の核の一つになります。
▼ 初午の奉納郷土芸能が餅まきの間に昔ながらに演じられていました。


熊本市都市マスタープラン策定勉強会 - 2012.02.01 Wed
先週はじめに熊本市都市マスタープラン策定勉強会の現地視察に行ってきました。4月の政令指定都市(70万人以上)移行に向けて、熊本市も5区割りが出来て大きく変わります。それぞれの区役所や関係施設も3月中には、引っ越しや整備を終わらなければなりませんので、急ピッチで準備が進められています。
▼ A:北区 B:西区 C:中央区 D:東区 E:南区の区割り地図


▲ 明治の史跡 西郷隆盛率いる薩摩軍と日本政府の官軍の激戦地
市役所を出発して北区へ移動。植木中心市街地や土地区画整理事業区域を車内より視察した後、田原坂公園へ行きました。明治の史跡を紹介する田原坂資料館も近い将来に建て替えられるそうで、植木スイカ(日本一のスイカ産地)祭りや熊本城との連携が必要不可欠だと感じました。
その後、東区へ移動。長嶺地区や東区役所(工事中)を車内より視察して健軍に到着しました。ここでは健軍商店街理事長と一緒に昼食を取り、健軍商店街の活性化への取り組みをお聞き出来ました。また、健軍については後日ブログで紹介したいと思います。
最後に南区へ移動して、城南地区や城南工業団地から塚原古墳を経由し、富合新駅・新幹線車両基地などを車内より視察しました。そして、富合総合支所にて意見交換の会議をし、川尻地区を視察しながら市役所に戻りました。
一日がかりで一度に見学して廻りましたので、各区になる地区の特徴を同時に再確認でき、有意義な視察になりました。
▼ 500基近くある塚原古墳と東の雁回山。塚原古墳の下をトンネルで九州自動車道が走っています

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▼ A:北区 B:西区 C:中央区 D:東区 E:南区の区割り地図


▲ 明治の史跡 西郷隆盛率いる薩摩軍と日本政府の官軍の激戦地
市役所を出発して北区へ移動。植木中心市街地や土地区画整理事業区域を車内より視察した後、田原坂公園へ行きました。明治の史跡を紹介する田原坂資料館も近い将来に建て替えられるそうで、植木スイカ(日本一のスイカ産地)祭りや熊本城との連携が必要不可欠だと感じました。
その後、東区へ移動。長嶺地区や東区役所(工事中)を車内より視察して健軍に到着しました。ここでは健軍商店街理事長と一緒に昼食を取り、健軍商店街の活性化への取り組みをお聞き出来ました。また、健軍については後日ブログで紹介したいと思います。
最後に南区へ移動して、城南地区や城南工業団地から塚原古墳を経由し、富合新駅・新幹線車両基地などを車内より視察しました。そして、富合総合支所にて意見交換の会議をし、川尻地区を視察しながら市役所に戻りました。
一日がかりで一度に見学して廻りましたので、各区になる地区の特徴を同時に再確認でき、有意義な視察になりました。
▼ 500基近くある塚原古墳と東の雁回山。塚原古墳の下をトンネルで九州自動車道が走っています


県産木材アドバイザー水俣研修レポート - 2011.09.13 Tue
8月11日(木)に県産木材アドバイザーの第2回研修が、芦北郡津奈木町の水俣木材市場と水俣市の木材加工場で行われました。今日は、研修の様子をを少しご紹介したいと思います。八代から芦北方面の高速道路も佐敷まで完成しており、以前と比べて30分ほど早く着いたように感じました。だいぶ熊本に近くなりました。

まず、芦北郡津奈木町の水俣木材市場に集合し、どこから木材が着き加工されているか説明を受けました。木材は、熊本だけでなく、宮崎、鹿児島からも搬入されてくるそうです。また、この九州3県は、全国でも有数の杉と檜の産地です。

製材、乾燥して出荷する材木が積み上げられています。心材の大きさでどれ位の木の大きさだったか推測できます。また隣は、プレカット工場が併設されていて、つい10年程前まで大工さんが刻んでいた継手や仕口は、PC制御の機械で作業が行われており、改めて感心しました。

乾燥した木材を、家の各部位に合わせて機械が図面通りにカットしていきます。屋根の複雑な個所も勾配なりにきちんとプログラムされた通りに切り出されます。以前は、大工さんと打合せしていましたが、最初は、プレカット工場の方と打合せすることになります。

続いては、水俣の木材加工場(新栄合板工業株式会社)に場所を移して研修しました。この工場は、九州に一つしかない構造用合板を作る巨大工場でこれまで使って来た材料がすべてここで出来ていたのだとびっくりしました。上は、木材を厚さ3ミリのかつらむきにする機械で合板の一層一層をものすごいスピードで削り出しています。

合板の一層を一定の大きさでカットした後、巨大な乾燥機で時間をかけて乾燥させます。その後、上の写真のような機械を使って、板目が直角方向に交互に重なるよう貼り合わせていき構造用合板になっていきます。

最後に厚み、大きさ、表面の仕上げによってそれぞれ仕上げられ完成です。製品は、九州はもちろん、四国本州にも出荷されているそうです。また、これから出来ていく物件が、この工場で生産された材料を使って作られていくのだと思うと、この工場の存在感が増していくばかりです。皆さんの周りの建造物は、この工場無くしては、存在しないのです!
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まず、芦北郡津奈木町の水俣木材市場に集合し、どこから木材が着き加工されているか説明を受けました。木材は、熊本だけでなく、宮崎、鹿児島からも搬入されてくるそうです。また、この九州3県は、全国でも有数の杉と檜の産地です。

製材、乾燥して出荷する材木が積み上げられています。心材の大きさでどれ位の木の大きさだったか推測できます。また隣は、プレカット工場が併設されていて、つい10年程前まで大工さんが刻んでいた継手や仕口は、PC制御の機械で作業が行われており、改めて感心しました。

乾燥した木材を、家の各部位に合わせて機械が図面通りにカットしていきます。屋根の複雑な個所も勾配なりにきちんとプログラムされた通りに切り出されます。以前は、大工さんと打合せしていましたが、最初は、プレカット工場の方と打合せすることになります。

続いては、水俣の木材加工場(新栄合板工業株式会社)に場所を移して研修しました。この工場は、九州に一つしかない構造用合板を作る巨大工場でこれまで使って来た材料がすべてここで出来ていたのだとびっくりしました。上は、木材を厚さ3ミリのかつらむきにする機械で合板の一層一層をものすごいスピードで削り出しています。

合板の一層を一定の大きさでカットした後、巨大な乾燥機で時間をかけて乾燥させます。その後、上の写真のような機械を使って、板目が直角方向に交互に重なるよう貼り合わせていき構造用合板になっていきます。

最後に厚み、大きさ、表面の仕上げによってそれぞれ仕上げられ完成です。製品は、九州はもちろん、四国本州にも出荷されているそうです。また、これから出来ていく物件が、この工場で生産された材料を使って作られていくのだと思うと、この工場の存在感が増していくばかりです。皆さんの周りの建造物は、この工場無くしては、存在しないのです!
